武豊騎手が調教騎乗再開、来週の復帰が目標 「まずは今日良かったな」

武豊騎手
武豊騎手

 10月29日の東京競馬でレース後に騎乗馬に蹴られ、右太ももの負傷で休業を続けていた武豊騎手=栗東・フリー=が12月8日、栗東トレセンでの調教騎乗を再開した。騎乗したのは交流G3の兵庫ゴールドT(12月20日、園田競馬場・ダート1400メートル)に出走予定のセキフウ(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ヘニーヒューズ)。久々に馬上の感覚を確認した後に「まだ違和感があるけど、乗っていこうかなと。膝が腫れて硬くなって、曲がらなかった。まずは今日良かったなという感じです」と語った。

 今後については「来週追い切りに乗って、来週の競馬は水曜に決めようかな」と説明。復帰となれば、朝日杯FS・G1(12月17日、阪神競馬場・芝1600メートル)はエコロヴァルツ(牡2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)がスタンバイしており、有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)では昨年のダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)も待っている。いよいよ、レジェンドが復帰への大きな一歩を踏み出した。

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