◆第75回朝日杯FS・G1(12月17日、阪神競馬場・芝1600メートル)=12月11日、栗東トレセン
タガノエルピーダ(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キズナ)が意欲の参戦だ。このレースに牝馬が参戦するのは、21年のスプリットザシー(10着)以来2年ぶり。G1・6勝をマークしたグランアレグリア(18年、3着)も突破できなかった牡馬の壁を突き破れるかが注目だ。
「スッと好位に付けられたし、折り合いもついた。しまいもいい脚を使ってくれた。いい能力は持っている」。和田助手が振り返ったように、10月のデビュー戦ではスローペースのなか、折り合いを欠くことなく3番手を追走。好位からラスト3ハロン33秒5の決め手を繰り出す快勝だった。先週の阪神JFにも登録していたが抽選除外。「1週延びましたが悪い方には出ないと思います」と同助手は問題なしを強調した。