【東京新聞杯】22年最優秀2歳牡馬のドルチェモアが迫力十分の動き 上原佑調教師「ポジティブになってきた」

Wコースで追い切ったドルチェモア(右、馬上は石橋脩騎手=カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったドルチェモア(右、馬上は石橋脩騎手=カメラ・荒牧 徹)

◆第74回東京新聞杯・G3(2月4日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=2月1日 美浦トレセン

 2022年最優秀2歳牡馬のドルチェモア(牡4歳、美浦・上原佑紀厩舎、父ルーラーシップ)は、美浦・Wコースで初コンビとなる石橋脩騎手を背にニコラウス(3歳1勝クラス)との併せ馬。6ハロン81秒8―11秒1をマークし、直線では迫力のある末脚で併入した。

 上原佑調教師は「今日のテーマは馬の後ろで我慢させて、しまいを伸ばすこと。調教ではメンタル面で堂々としたところが出てきて、ポジティブになってきた感覚がある」と手応えをつかむ。近走はレースで止めてしまう面が見られるが「石橋も『走りのバランスが良くなってきた』と言ってくれている。レースに行って最後まで動ける精神力がどこまで戻っているか」と分析。集中力を持続することができれば、一変する雰囲気を漂わせている。

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