こんにちは、山本です。今日は京都競馬場からのパッチパチ。相変わらず、風が冷たい冬の淀ですが、早速行ってみましょうか♪
さて、1月20日の当ブログ。栗東で「朝シャワーを浴びれば、大体の残っていたアルコールや疲れは吹っ飛ぶ」なんてことを書きました。早速ですが訂正します。そんなことありませんでした! 年を取ったな、と結構凹むことが起きたんです。
大前提として、先週末から色々とありました(詳しくは31日の当ブログを…)。ただ、落ち込んでばかりもいられないので、いつも通りに飲み会には出席(仲間たちの元気に助けられました)。そこ実に久々の、いや、ほぼ記憶にない「寝落ち」を、しかも2回連続でしてしまったのです。そのうちの1回は日をまたいでの飲み会だったので分からんでもないですが、もう1回は十分に最終電車がある時間帯に終了。自分が信じられません。
やはり、体のどこかにシャワーでは吹き飛ばせない疲れがたまっていたのか。とはいえ、眠るという行動はなかったんですよね。記憶がなくなる、または強烈な二日酔いにずっと悩まされることがあっても。これはよくありません。今週は特殊な状況下にあったからだと信じつつ、来週からはちょっと飲み方を考えようかなという気持ちも芽生えつつあります。
ということで、そもそも健康に気をつけないといけないと思いつつ、そろそろ本題へ。明日の競馬から見ていきましょう。
東西5Rの新馬は良血がズラッとそろいました。まずは京都。G12勝の母の初子となるスターリングアップ(牝、父ブリックスアンドモルタル、母ソウルスターリング)が出走します。この馬、気性面の幼さを考慮し、じっくり調整されてきたんですよね。「ハミ受けが難しかったりしたけど、ようやく形になってきたかな。いいモノはあると思うので、それを出せるかどうか」と松永幹調教師。こういうタイプを、例えばメイケイエースなどを乗りこなしている池添Jが3週連続で調教騎乗というあたりにも魅力は感じますよね。
大久保厩舎のグランスカーレット(牡、父ロードカナロア、母ダイワスカーレット)は名牝だった母の最後の子にして、初の牡馬が出ました(今まで上の10頭はすべて牝馬!)。「やるごとに動きが良くなってきましたね。最初はモサモサしていましたが、追い切りになるといい動きをする。センスを感じます」と谷口助手。何とか、最後の芝の新馬に間に合った感じです。
あと、31日のブログで触れた矢作厩舎のビダーヤ(牝、父リアルスティール、母サマーハ)もここに入れてきました。「乗り込み量は少ないけど、今週の動きがよかった。水準以上に動けていますよ」と金羅助手です。ここは他にも先週触れたシュガークン(牡、父ドゥラメンテ、母シュガーハート)も参戦。面白い一戦となりそうです。
続いては東京9Rのゆりかもめ賞。松下調教師が「前走のような競馬で東京は厳しい。スタート次第だが、どんな競馬をするか」と指摘するショウナンハウル(牡、父レイデオロ)に、池江調教師が「東京の2400メートルはいい。将来的にステイヤーになるのでは」と話すオールデュスヴラン(牡、父ルーラーシップ)も気になります。さらに矢作調教師が水曜の時点で「ここからヒヤシンスS」と話していたサンライズソレイユ(牡、父キズナ)も参戦してきました。
ただ、取材の感触としては須貝厩舎のウールデュボヌール(牡、父キタサンブラック)かな。追い切りを見た須貝調教師が「うん、これは良くなってきた。距離はあった方がいいと思うし、この条件でね。うん、本当に良くなった」と力強い。前走時(黄菊賞2着)からの成長を何度も口にしていたんですよね。間隔を空け、思い描いた通りの成長曲線をたどっていると言えるのではないでしょうか。
京都に戻ってきたきさらぎ賞は結構、いいメンバーがそろったなという見立てです。主力勢は紙面で何度も書かれているとして、個人的に気になるのは松山Jが「まだ成長途中という感じ」と冷静に分析しつつ、「さすがという動きをする」と素質を感じているジャスティンアース(牡、父キズナ)です。あとは「レースを使うことで教えていきたい」と須貝調教師が急転、中1週での参戦を決めたブエナオンダ(牡、父リオンディーズ)かな。
さて、きさらぎ賞を何でこんなに短くまとめたかというと、ある馬についてしっかりと触れたかったから。それが池江厩舎のホウオウトランプ(牡、父サトノダイヤモンド、母レディイヴァンカ)です。まだデビュー前なんですが、池江調教師への取材の感触が本当に良かった。「あんなに動くとは思わなかった。まだ、体ができていないのに時計が出るんですよ。2月中ぐらいかなと思っていたけど、そんなに引っ張ることもないかな」と来週、再来週あたりのデビューを考えているようです。お父さんのサトノダイヤモンドによく似ている、と聞いてきた一頭ですが、ここに来ての存在感が増しています。注目の新星候補に名乗りを挙げてほしいですね。そうすると、昨日公開したPOGドラフト中間報告会(後編)でプッシュしていたキュン水納記者が喜ぶのかな。
ネット限定「厳選馬」は超手堅く。
東京7R・6アスコルティアーモ(今までの相手に比べれば、ここは明らかに恵まれた。しっかり勝つ)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
東京12R・10リンドラゴ(前回は位置取りが厳しくなった。最後の伸びは強烈。見直せる)
京都7R・7ナイトキャッスル(個人的にダート替わりを待っていた)
京都10R・3ヴァガボンド(ここは主導権を握れる組み合わせ)
小倉12R・6エイムインライフ(先行馬に厳しい馬場だが、前走で示した距離適性に期待)
今日はここまで、また来週です。ではでは