【東京11R・東京新聞杯】◎マスクトディーヴァから入る。前走の秋華賞はスタンド前スタートの影響で発馬ひと息。中団後方で運ぶ形になり勝負どころでも動きづらい位置だったが、直線は馬群をさばきながら勝ち馬を上回る最速33秒5をマーク。牝馬3冠のリバティアイランドに0秒1差まで迫った2着は高く評価できる。
放牧先から帰厩後の調整は順調。17日の2週前追い切りでは栗東・坂路で自己ベストの53秒1。今週も53秒5でまとめて調子の良さをうかがわせた。秋華賞2着馬は22年のファインルージュ、昨年のナミュールが2年連続で2着。年長馬が相手でも互角に戦えている過去のデータも重視して、初のマイルでも中心に据える。
ジャスティンカフェは前走のマイルCSで0秒1差の3着。東京はG3を含む2勝を挙げ、昨年の当レースは頭、首、首差の4着。コース適性は高く、逆転候補の1番手だ。ウンブライルは昨年のNHKマイルC2着後に骨折が判明。9か月ぶりの復帰戦となるが、追い切りの動きは迫力満点で軽視は禁物だ。