◆第41回フェブラリーS・G1(2月18日・東京競馬場・ダート1600メートル)
タガノビューティー(牡7歳、栗東・西園正都厩舎、父ヘニーヒューズ)の巻き返しに期待する。13着に敗れた前走の根岸Sは、東京ダート1400メートルで施行されて以降、勝ち時計が最も遅い1分25秒6。さらに、上位を先行勢が独占という特殊なレースだった。差しの脚質で、出遅れてしまい、全く力を発揮できない展開だった。
今回はドゥラエレーデやガイアフォースといった先行タイプの馬が多く、またイグナイターのようにスプリント路線で活躍した馬も参戦。ペースは流れる可能性が高く、展開は向く。同舞台で行われた昨年の武蔵野Sでは上がり3ハロン最速となる35秒6の末脚を使い2着。強力なライバルと見られていた勝ち馬ドライスタウトは今回おらず、抜けた馬のいない混戦。大きなチャンスが巡ってきて、キャリア34戦目で大金星を挙げる時は近い。