◆第31回マーチS・G3(3月24日、中山競馬場・ダート1800メートル)
前走のポルックスSで2着に好走したキタノリューオー(牡6歳、美浦・萱野浩二厩舎、父ジョーカプチーノ)は、近走の充実ぶりから重賞初制覇のチャンスだ。2走前の師走S・リステッドを勝っており、勢いに乗っている。萱野調教師は「跳びや背中の良さからも能力の高さを認識している」と期待を見せる。
13日に行った美浦・Wコースでの1週前追い切りは、6ハロン83秒0―11秒1をマークし、鋭い伸びで僚馬にした。「前走の疲れはなく、フレッシュな状態」とトレーナーは順調な調整過程に手応えを感じており、出来の良さにも注目だ。