【岩田康誠の熱血!!競馬道】ロータスランドを有終Vへ導きたい 持ち味の一瞬の脚を生かす

ロータスランド
ロータスランド

 ペッレグリーニに騎乗したスプリングSは7着でした。展開が向かなかったこともあるのですが、手応えの割にそれほど脚を使えなかったという印象です。素質は感じている馬ですし、どうかなとひそかに期待していましたが、今後の成長を待ちたいと思います。

 今週から春のG1シリーズが本格的に始まります。高松宮記念はロータスランドとのコンビです。昨年の京都牝馬S(3着)から依頼を受け、何度も手綱を執らせてもらいました。最初の頃は少し渋い面があり、当時6歳ということで年齢的な面なのかなと感じることもありました。しかし、昨秋からスッと動けるようになってきました。

 今回がラストランとのこと。7歳になりましたが、本当に真面目で素直な馬です。自在に運べそうなタイプだからこそ、騎乗時に外枠が続いているのが本当にもどかしい。ただ、うまく条件さえかみ合えば上位争いに加わる力はあるはずです。内枠から馬群でグッとためを利かせ、持ち味である一瞬の脚を生かしたい。最後を託された責任感を胸に、ベストパフォーマンスを引き出します。(JRA騎手)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル