【桜花賞】フェアリーSを制したイフェイオンはCWコースで鋭伸 杉山佳調教師「時計も動きも良かった」

3頭併せで追い切ったイフェイオン(カメラ・岩田 大補)
3頭併せで追い切ったイフェイオン(カメラ・岩田 大補)

◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=3月28日、栗東トレセン

 イフェイオン(牝3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父エピファネイア)はCWコースで3頭併せ。6ハロン83秒9―11秒4で、最内から伸びて半馬身ほど先着した。1月のフェアリーS以来、3か月ぶりのレースとなるが、休み明けを感じさせないシャープな動き。「折り合いに専念して、最後は抜け出すイメージ。時計も動きも良かったですね」と杉山佳調教師も納得の表情を浮かべた。

 前走のフェアリーSは着差こそ首差だが、外枠が不利とされる中山マイルで、8枠13番(14頭立て)から先行策で押し切った。「勝ちにいく競馬で勝ち切ったことに価値がある」とトレーナー。「戦ったことのない相手ばかりですが、状態良く来られていますからね」と力を込めていた。

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