【中山11R・京葉ステークス】◎スズカコテキタイは叩き良化型らしく8か月ぶりだった3走前の13着から5着、1着と着実に調子を上げてきた。初めての関西遠征だった前走でも、直線は馬群を割りながら伸びて差し切った内容から状態の良さを感じた。
22年の12月から怒とうの4連勝を達成した時のように、中間はさらに上昇気配だ。1週前は美浦・Wコースで一杯に追われて6ハロン82秒3―11秒6で負荷をかけ、今週は5ハロン65秒9―11秒4の好時計を馬なりでマークした。今回も仕上がりに関しては申し分ない。
初めて背負う斤量59キロは楽ではないが、得意の中山ダート6ハロンに戻り、団野の継続騎乗もプラス材料。しっかり結果を出して、今年の飛躍のきっかけにしたい。
パライバトルマリンは前走のG3で9着に終わったが、初の7ハロンでも道中で3番手を確保し、スピード負けはしなかった。中間は美浦・坂路主体で調整し、力強い動きを連発。距離短縮でも流れに乗ることができれば、チャンスは十分ある。大型のメズメライザーは叩き2戦目でさらにやれそう。