◆大沼S(6月23日、函館競馬場・ダート1700メートル)追い切り=6月20日、函館競馬場
テーオードレフォン(牡5歳、栗東・梅田智之厩舎、父ドレフォン)は、2走前からコンビを組む丸山元気騎手を背にWコースで単走。力強いフットワークで勢い良く駆け抜けたが、鞍上は「いい頃はフットワークが伸びる。その時と比べると、ピリッとしていなくてまだ少し重いかな。このひと追いで変わってくれれば」と慎重だった。
重賞初挑戦となった前走のアンタレスSでは、オープン初勝利を飾った名古屋城S同様に果敢にハナを奪うも12着。鞍上は「前走は出来が良すぎて空回りした。そういった意味では、このくらいの状態の方がいいかもしれない。リズム良く運ばれば条件はベスト」と強調材料も口にする。
出走予定のメンバーから自分の形に持ち込める可能性は大きそう。自分のリズムで運べば、巻き返しが期待できる。