注目の一戦(栗東)

サラコスティ
サラコスティ

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。いや~、長かった栗東出張も今日で最後です。ロングランでしたが、何とか今日も軽快にパッチパチといきましょう。

 さて、最近は結構、白ご飯に凝っています。ご存じの通り、料理もできないワタクシが味を追求できるワケもなく、普通に炊飯器で炊くだけなんですけど、それでも美味しく感じたりする。明らかに今年に入ってから炊く回数が増えているんですよね。ホントに普通のご飯なのに…。今、白ご飯を美味しく作れる女の方とでも出会えば、キュンとくるんだろうなぁ。

 まっ、いいや。これに付随して、今欠かせないのが「岩のりの佃煮」、「ふりかけ」なんです。特にふりかけは今、価値を再発見しています。一時期、珍しく「お取り寄せ」をして、様々な種類を試してみたんですが、結局はのりたまとおかかが一番落ち着くという結論に至りました。何でもそうなんでしょうけど、少しよそ行きなモノを経験すると、逆にベーシックなモノが欲しくなる。やはり、子供の頃から愛していたおかかとのりたまです。ただ、思っていた以上にふりかけは種類が多くて、奥が深い(何のこっちゃ)。当分は白米生活、続きそうです。

 ということで、本日は白米お預けで帰宅後に三宮(神戸の繁華街)へ向かう予定なので、そろそろ本題へ。まずは明日の競馬を見ていきましょうか。

 何と言っても注目は京都5R、芝1800メートルの新馬でしょう。舞台が京都に替わっても、直前で武豊Jの騎乗で注目が集まっていたルージュレアリーズ(牝、父レイデオロ)が回避しても、宝塚記念デーの新馬は熱かった。

 まずは池添厩舎のサラコスティ(牡、父エピファネイア、母サロニカ)です。先週、しっかりとやっていることもあり、今週はソフトなメニューでしたが、しっかり走れていたと思います。「先週追い切った後に動きが軽くなっていたので、今週は時計を気にせず、折り合いとリズム重視でいい動きでした。重心の低い走りをしますし、折り合いも問題ありません。宝塚記念の日の1800メートルは出世レースと言われますが、先々まで期待しています」と池添調教師。サラキア、サリオスなど活躍馬が続々出る母系ですが、また一頭、重賞勝ち馬に名前を連ねるか楽しみにしたいですね。そういえば、池添厩舎は本日の栗東にヴィータレヴィス(牡、父モーリス、母バートラムガーデン)が入ってきていました。

 続いては中竹厩舎のシストロン(牝、父ドゥラメンテ、母コルデトゥリーニ)。正直、この馬は調教の動きが地味なんです。「時計は目立たないけど、乗り味がいいという話なんですよ。性格も真面目です。距離に融通が利きそうだから、まずはここから使ってみます」と中竹調教師。軽い芝の実戦で一変、みたいな話はよくあるんですが、明日は道悪濃厚という点が痛い…。とはいえ、どれだけ走れるか見たいですね。ちなみに中竹厩舎はこの芝1800メートルの新馬、18年にブレイキングドーンで勝っています。

 次は松永幹厩舎のオニムシャ(牡、父シルバーステート、母スパイチャクラ)です。実は松永幹厩舎、この新馬は13年ピオネロ、14年ティルナノーグ、16年アンバーミニーと3勝もしているんですよ。で、この馬はしっかりと乗り込んできました。「今週はジョッキー(西村淳)に乗ってもらったが、『悪くないです』とのことでした。このくらいの距離が合いそうです」と松永幹調教師。新馬の仕上げには定評のある厩舎ですし、この点にも期待したいところです。

 角田厩舎のシーク(牡、父キズナ、母セレブラール)は姉にベルカント、イベリスと2頭の重賞ホースを持ちます。この姉の名前を見ると、短距離型の印象を受けますが、そうじゃなさそうです。「体が大きいし、ストライドも大きい。性格もおっとりしています。距離に融通が利いた兄もいますからね。動きは水準以上です」と高野助手。この馬、確かに調教の動きはいいんですよ。血統の力を初戦から見せるのかな。

 最後に中内田厩舎のエリキング(牡、父キズナ、母ヤングスター)ですね。こちらも動きは目立ちます。「これまで順調に乗り込みを進めて、追い切りでは水準くらいの時計で動けています。調教で見せる良さが実戦につながるようなら」と福永助手。有名ですが、17年のこの新馬の勝ち馬はダノンプレミアム、G1ホースです。

 少しだけPOG情報。吉岡厩舎にプレインコート(牝、父ロードカナロア、母インダクティ)が戻ってきました。兄にケイデンスコール、インダストリアの重賞ホースを持つ血統馬。7月7日の小倉芝1200メートルを川田Jで予定しています。「小柄な牝馬で、非常にピッチ走法。スピード感のある走りをします」と吉岡調教師。これから徐々に調教のピッチを上げていきます。

 最後に友道厩舎。昨日の函館にショウヘイ(牡、父サートゥルナーリア、母オーロトラジェ)が入ってきました。海の向こうで活躍を続ける、あの「ショウヘイ」なんでしょう。あと、栗東に戻っていたダノンフィーゴ(牡、父Into Mischief、母オリーズキャンディ)は成長を促すため、放牧に出されました。ちなみにグティ(牡、父アドマイヤマーズ、母ベルスリーブ)は予定通り、小倉3週目ですよ(笑)。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

京都8R・4フレミングフープ(このレースは要注目。8バッデレイトもかなりの素質馬だが、この馬もここは落とせない一戦。喉の手術効果で「圧勝」の前走を信じる)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

東京9R・7ロジシルバー(前走は不利響く。スムーズなら)

東京11R・10フリームファクシ(左回りを求めた連闘。この鞍上と「化学反応」を期待)

京都4R・13アンクローシュ(昨年末の中京からちょっと注目している馬。3キロ減起用で一変期待)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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