JRAは24日、大阪市内で定例会見を開き、競馬開催中に通信機器(スマホ)を不適切に使用し、5月31日から騎乗停止となっている水沼元輝騎手=美浦・加藤和宏厩舎=の問題について、7月中旬にも処分を発表する方針であることを明かした。
同騎手は美浦トレセンの専門ロッカー内にスマホのケースのみを預け、東京競馬場の調整ルームの自室にスマホを持ち込む悪質な行為を行っていたことが発覚した。菊田淳理事は「裏切られた気持ちです」と説明。今後は近日中に裁定委員会を開き、弁明の機会を与えた上で、処分を決定する菊田理事は「そんなに軽い制裁にはならないと思います」と語った。