愛チャンピオンS3着のシンエンペラーは22位 ロンジンワールドベストレースホースランキング中間発表

凱旋門賞のパドックを周回するシンエンペラー(カメラ・高橋 由二)
凱旋門賞のパドックを周回するシンエンペラー(カメラ・高橋 由二)

 国際競馬統括機関連盟(IFHA)が10月10日、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から10月6日までに実施された世界の主要レースが対象。

 ランク付けされたレーティング120(単位はポンド)以上で掲載された44頭のうち、日本調教馬は6頭。前回13位タイだったブローザホーンが121ポンドで15位タイ、前回21位タイだったダノンデサイル、プログノーシス、シャフリヤール、ウシュバテソーロに加え、愛チャンピオンSで3着だったシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が120ポンドで22位となっている。

 ランキング上位4頭はレーティングとともに前回から変動はなく、3月のドバイワールドC覇者ローレルリバー(牡6歳、UAE・Bシーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)が128ポンドで1位、6月の英ダービー、7月のエクリプスS、8月の英インターナショナルSとG1を3連勝中のシティオブトロイ(牡3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父ジャスティファイ)が127ポンドで2位。3位タイは英インターナショナルS2着のカランダガン(セン3歳、仏・Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)と、7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制したゴリアット(セン4歳、仏・Fグラファール厩舎、父アドラーフルーク)で125ポンドだった。

 5位タイにはレーティング123ポンドの3頭が入った。フィアースネス(牡3歳、米・Tプレッチャー厩舎、父シティオブライト)、レベルスロマンス(セン6歳、UAE・Cアップルビー厩舎、父ドバウィ)に、9月の愛チャンピオンSでG1・6勝馬オーギュストロダンとの追い比べを首差で制し、初のG1勝利を飾ったエコノミクス(牡3歳、英・Wハガス厩舎、父ナイトオブサンダー)が加わり、前回の13位タイから順位を上げた。レベルスロマンスは独G1・オイロパ賞を勝利したがレーティングに変更はなかった。

 6日の凱旋門賞を2着のアヴァンチュールに1馬身4分の1差をつけて完勝したブルーストッキング(牝4歳、英・Rベケット厩舎、父キャメロット)は、122ポンドで8位タイに新たにランクインした。

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