【中京9R・若駒S】1番人気のジュタが快勝 サウジダービーは辞退して皐月賞路線へ

中京9R・若駒Sを勝ったジュタと坂井瑠星騎手(左)(カメラ・水納 愛美)
中京9R・若駒Sを勝ったジュタと坂井瑠星騎手(左)(カメラ・水納 愛美)

 1月25日の中京9R・若駒S(3歳オープン・リステッド、芝2000メートル=10頭立て)は、1番人気のジュタ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利した。勝ち時計は2分2秒3(良)。

 単独4番手でスムーズに追走。隊列が動いても冷静に脚をため、持ったままで直線を向いた。坂井瑠星騎手が手綱を動かすと瞬時に反応し、力強い伸び脚。追い上げたミッキーゴールド(ルメートル騎手)に半馬身差をつけた。

 坂井騎手は「とにかく状態が良かったです。スローペースでも我慢して運べて、手応え的にはもう少し離すかなと思いましたが、無事に勝てて良かったし、まだ良くなる馬だと思います」と高評価した。

 なお、既にサウジダービー・G3(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル)の招待を受諾しているが、辞退する。小倉競馬場で取材に応じた矢作調教師が「サウジは辞退します。皐月賞路線で、トライアルをどこか使いたい」と方針を示した。

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