![エリカアンディーヴ](https://hochi.news/images/2025/02/08/20250208-OHT1I51360-L.jpg)
こんにちは、山本です。今日は梅田の会社なんですが…。まっ、とにかく行ってみましょうか♪
さて、今日は京都競馬場にいるはずだったんですよ、ホントは。ご存じの通り、本日の京都競馬は雪で中止です。昨夜に前日発売が中止となった時、ある職員さんに「大丈夫かいな」とLINEを送ったんですが、「念のためですよ」と力強い返事。すっかり、小倉が危険地帯と思っていたこともあり、京都の中止なんて、全く頭の中になかったんですよね。それが起床直後にスマホを見ると、開催中止の文字。いやね、驚きました。
本格的な雪で思い出すのが約2年前。当時はデスクに入ったものの、2週に一度だけ栗東に行くことを許可してもらい、その第一回目でした。前日から歩けないほどの雪が降り、何とか徒歩数分の居酒屋で晩飯を食べましたが、翌日は調教開始時間が2時間ほど遅れたはず。その頃には太陽が出ていましたが、雪溶け水で下はビチャビチャ。一瞬だけ内勤なら楽だったよなぁ、という思いが頭をよぎりつつの、とんだリスタートでした。まぁ、あの頃は当ブログがこんな感じで「復活」するなんて思ってもいなかったなぁ。
ということで、今週の京都競馬場勤務が消滅したことに少し凹みつつ、そろそろ本題へ。明日の競馬を見ていきましょう。
まずは京都5Rの新馬。須貝厩舎からホウオウタイタン(牝、父キズナ、母レネーズタイタン)が出走します。この時期のデビューにはなりますが、須貝調教師が「動けているね。やるたびに良くなってきた。大型馬だけど、いいところがあっても」と初陣Vを期待しています。その須貝厩舎は阪神JFで14着だったクリノメイ(牝、父オルフェーヴル)も栗東に戻ってきましたが、こちらはゲート再審査が必要。トライアルなどを考えているようですが、まずは審査のクリアですね。
続く6Rは矢作厩舎の2頭に注目。藤田晋オーナーの外国産馬、ジャックオダモ(牡、父Wootton Bassett)が復帰戦を迎えます。「体形的に距離は合いそうですし、前進気勢も出てきています」と荒木助手は成長を感じ取ります。一方、先週の白梅賞で異例のデビュー戦を迎えたホウオウアートマン(牡、父ドゥラメンテ)は連闘策に踏み切りました。初戦はレース前から幼い面を前面に出していたそうです。「参考外の競馬です。能力はありますし、距離は合うと思う。集中して走れれば」と荒木助手。ともに力の入る2頭出しと言えます。
京都のメインはきさらぎ賞。ここでは3頭を取り上げます。まずはレース史上初となる外国馬の牝馬Vを狙うエリカアンディーヴ(牝、父Oscar Performance)です。この馬は牝馬ですが、適性を重視して、距離を詰めずに挑みます。今週の追い切りに騎乗した松山Jは「状態は変わりません。跳びの大きな馬なので、外めの枠がいいですね」と分析。少し内めの枠に入ったことがどうかですが、頭数は少ないですから。初戦は息の長い脚を繰り出す強い競馬だったと思います。
続いて穴っぽいところで上村厩舎のスリーキングス(牡、父エピファネイア)。2戦ぶりに岩田康Jが手綱を執ります。その2走前だった京都2歳Sは5着。「もっと積極的に踏んでいけばよかった」と鞍上には悔しさの残るレースだったんですよね。「今回は外回り。その点は気をつけないといけないけど、力を出し切れれば」と指摘。そう、この馬は初戦のゴール後に逸走するなど幼い面が存分にあるんですよ。だからこそ、伸びしろという面では面白いかもしれません。
最後は友道厩舎のショウヘイ(牡、父サートゥルナーリア)です。こちらは何度も取り上げているので、今日は簡潔に。デビュー前は「うちのショウヘイは行儀が悪い」と友道調教師に冗談を言われていたほど、今でも前進気勢は非常に強いんだそうです。そこをしっかりと抑え込んでいる川田Jの手綱さばきに感謝していました。とはいえ、レースではセンスの高さを感じさせるパフォーマンス。引き続き、走り慣れた京都の芝1800メートルなら重賞制覇を期待してしまいます。
さて、今年に入ってから、探したけどなかなかいなかったんです、共同通信杯への出走を表明する馬が。結局、来週に迫りましたが、恐らく関西馬は少ないです。例年なら、今週より豪華カードとなることが多い共同通信杯ですが、今年はきさらぎ賞の方が上位拮抗して面白そうなメンバーかな、という印象です。
貴重な関西馬を少しだけ紹介すると、福永厩舎のネブラディスク(牡、父ドゥラメンテ)。こちらはリスグラシューの弟になります。初コンビを組む武豊Jが1週前追い切りに騎乗し、テンションの高さを感じながらも「素軽い動きでしたよ」と手応えを感じていました。あとは藤岡厩舎のワンモアスマイル(牡、父ブリックスアンドモルタル)。こちらは横山武Jがコンビを組みます。藤岡調教師は「ちょっとタメが利くようにフォームを変えています。最後の伸びにつながれば」と成長を楽しみにしていました。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
東京7R・5コンテネレッレァ(この2戦が展開、相手関係などを考えても、とにかく強い。距離延長も不問で、もっと上までいく素材)
続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
小倉2R・9ジュントミー(前走は芝の行き脚に見どころ。芝替わりで一変を期待)
京都9R・7ショウナンアレクサ(久々に手の合う岩田望Jとのコンビ。叩いた上積みも大きい)
京都10R・5マルモリスペシャル(ここは先行利が見込める。中間の動きもいい)
今日はここまで、また来週です。ではでは