![マディソンガール(左)は坂路で自己ベストを更新](https://hochi.news/images/2025/02/12/20250212-OHT1I51266-L.jpg)
◆クイーンC追い切り(2月12日、栗東トレセン)
第60回クイーンC・G3(15日、東京)に出走するマディソンガールが、デビュー2連勝でのタイトル奪取へ上昇ムードを漂わせた。
栗東・坂路でミッキージュエリー(3歳未勝利)と併せ馬。馬なりで余力を十分に残しながら、最後まで力強い脚さばきで併入した。タイムは自己ベストを0秒7更新する52秒2。「予定通りの調教メニューを消化でき、動きに関しては問題ありません」と福永助手は好仕上がりを伝えた。
一昨年に牝馬3冠を制したリバティアイランドの半妹。昨年11月の初陣はスローペースにも折り合いを欠くことなく、好位3番手を追走。ラスト3ハロンは33秒0の瞬発力で余裕たっぷりに抜け出した。「新馬戦は強い競馬。まだ1走で他馬との能力比較は難しいところなので」と同助手のジャッジは慎重だが、秘める能力は相当だ。偉大な姉に一歩でも近づくためにも、ここは通過点にしたい。(戸田 和彦)