情報もろもろ(栗東)

ホウオウアートマン
ホウオウアートマン

 こんにちは、山本です。今週は火曜日から来ております、栗東です。サウジ組の追い切りで、午前5時からと通常より2時間早い始動でしたが、早速いってみましょうか♪

 さて、昨日のこと。長らく眠っていた阪神競馬場のオープン前に行われた内覧会に行ってきました。詳しい内容は当社HPなどを見てもらうとして、いや~、当たり前だけど綺麗です。そして、何より広い! 当然、昨日は人がいなかったことはありますが、空間をゆったりと使っているような感じで、一人がけのシートもゆったりと広かったりする。特にグループで行くとなった時、お一人様の値段も結構お手頃ですよ。グループシートなどなど、一度足を運んでみる価値は十分です。

 普段は記者席と取材ゾーンの往復で今回見学した、ファンの方が楽しむゾーンって実は最近、ほぼ行ってなかったんですよ。阪神ならパドックから馬場に向かう大きな通路があって、馬場の直前を右に入った投票所が、いつもたまり場でした。ここも今回の改修で子供が遊ぶ場所に変身。ただね、後で聞くと、この場所は数年前から投票所が閉鎖されていたという。何か寂しい。98年の天皇賞・秋でサイレンススズカのまさかの事故をテレビで見て、ぼう然と立ち尽くしたのも、この場所だったなぁ。時代の流れを痛感…。昔ながらのオッちゃんあふれる競馬場も当時は嫌だったけど、懐かしい気がするなぁ。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報をお伝えしましょう。

 まずは矢作厩舎。白梅賞からの連闘で先週の未勝利を勝ったホウオウアートマン(牡、父ドゥラメンテ)はすみれSへ向かうことになりました。「調教通りだね。距離はあった方がいいと思う。芝の2000以上かな」と矢作調教師は兄のディアスティマの話を持ち出しつつ、期待を寄せます。その話の中で熱く語っていたのが「オーナーの夢がダービーなので、何とかね」という言葉。矢作厩舎と小笹オーナーは深い絆で結ばれています。

 あと、雲取賞に向かうタイセイカレント(牡、父モーリス)も栗東に戻ってきています。こちらは新たに吉原Jとコンビを組むことになりました。坂井Jかなと思っていましたが、当週は遠くサウジアラビアの地でフォーエバーヤングの追い切りをつけるとのことです。

 次にいきましょう。先ほど、ホウオウアートマンのところで書いた白梅賞で2着だった西園正厩舎のマッドマックス(牡、父Night of Thunder)は東京最終日の3歳1勝クラス、芝マイルのレースに鮫島駿Jで臨みます。こちらは何とか結果の欲しい一戦ですね。マイル路線といえば、杉山佳厩舎でイフェイオンの全弟にあたるミニトランザット(牡、父エピファネイア)は次戦でチャーチルダウンズCかニュージーランドTに向かうことになりました。小倉で未勝利を勝ったヴォラヴィア(牡、父エイシンフラッシュ)は毎日杯に向かいます。

 シンザン記念で2番人気ながら4着に敗れたマイネルチケット(牡、父ダノンバラード)はファルコンSで巻き返しを狙います。「現状ではマイルが長いかな。これぐらいの距離がちょうどいいと思う」と宮調教師は巻き返しを狙います。

 報知新聞社員としては、1400メートルといえば、報知杯FRでございます。今日は昨年のファンタジーSを勝ったダンツエラン(牝、父ロードカナロア)がこちらのトライアルに向かうという方針を聞きました。鞍上は引き続き、団野J。ここから桜花賞です。他にも紅梅Sで2着だった吉村厩舎のインブロリオ(牝、父アドマイヤムーン)、同じく6着だった松下厩舎のキャッスルレイク(牝、父サートゥルナーリア)も予定しているみたいです。

 最後になりましたが、友道厩舎。カムニャック、ショウヘイのオープンを使った組は明日以降にするとして、今日は昨日の未勝利を圧勝したエンダードラゴン(牡、父リアルスティール)について。レース後も話していたようですが、友道調教師は「行きっぷりがいいし、やはり短距離が合うんだろうね」と笑顔。今後は状態を見ながらとはいえ、続戦も視野に入っているようで、圧勝した条件と同じダート7ハロン戦を中心に、次戦を考えていくようです。ドウデュースとは違う分野とはいえ、まずはオープンまで上がってほしいものです。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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