生まれ変わった「シン・阪神競馬場」を内覧会で初公開 今週末からプレオープンで来月1日から競馬も再開

改装された阪神競馬場のスタンド(カメラ・朝田 秀司)
改装された阪神競馬場のスタンド(カメラ・朝田 秀司)

 2024年4月14日の開催を最後に開催を休止し、スタンドのリフレッシュ工事を行っていた阪神競馬場の報道関係者向け内覧会が2月10日、行われた。

 友田義孝場長は今回の改修について、「シン・阪神競馬場です。外見は変わっていなくても、中身が大きく変わっています」と説明した。特にファンエリアの充実が大きな狙い。今まで馬券を売っていた投票所を少なくし、大幅にスペースを捻出し、最大16人まで収容可能なグループルームなど大勢で利用できる施設を大量に新設した。一方で非常にゆったりと作った一人がけのSシートなど、個人のスペースもしっかりと確保されたメリハリの利いた作りになっている。

 他にも屋外のキッズガーデンを中心とするファミリーエリアの拡張や、各開催で収容店舗が変わるグルメストリートを新設するなど飲食店舗も充実させる。コース形態などに大きな変更はないが、路盤更新や芝の張り替え、砂の入れ替えなど大規模な馬場改修を実施。馬に優しいコースになったと言える。

 今週末の2月15日から2週間はスタンドの一部エリアでパークウインズとしてのプレオープンを予定しており、3月1日から競馬の開催も再開する。指定席の「指定席・入場券ネット予約」はこの日の午後6時から始まる。

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