
3月1日の小倉5R・4歳上障害オープン(直芝・2860メートル=12頭立て)で単勝10番人気のワールドスケール(牡8歳、栗東・村山明厩舎、父ワールドエース)がゴール前の大接戦を制し1着。今月4日付けで勇退する村山調教師に大きな1勝をプレゼントした。
殊勲の黒岩騎手は「ずっと乗せてもらっていたので、いい馬だしワンチャンスあると思っていました。ポジションは楽ではなかったですけど、馬が空気を読んだのか、最後まで諦めずに走ってくれました。ふだんは止めてしまうところがありますが、神様はいるんだなと。何とか村山先生の引退に間に合って良かったです」と笑顔だった。