
3月1日に行われた阪神10R・阪神競馬場リニューアルオープン記念(4歳上3勝クラス、芝3000メートル=10頭立て)は、岩田望来騎手とコンビを組んだ単勝1番人気のハヤテノフクノスケ(牡4歳、栗東・中村直也厩舎、父ウインバリアシオン)が5馬身差で圧勝し、オープン入りを果たした。勝ち時計は3分2秒9(良)。
父のウインバリアシオンは現役時代の戦績が23戦4勝。重賞は青葉賞と日経賞を2勝しているものの、ダービーを含むG1では2着4回と同世代のオルフェーヴルに苦杯をなめてきた。引退後は乗馬になる予定だったが、青森県十和田市のスプリングファームで種牡馬入りすることが決まり、初年度の2016年は35頭に種付けしている。ウインバリアシオン産駒はドスハーツ以来2頭目となるJRAの古馬オープン入りとなった。
この勝利にSNSでは「オープン入りおめでとう!」「父の夢、青森の夢を乗せ、期待膨らむ春への名乗り」「阪神3000でエグい時計出してた」「めっちゃ強かったなー」「青森の星はキミだ!」「春天期待してもいい?」「青森県産馬期待の星だわ」「ウインバリアシオンが叶わなかったG1に手が届くかもしれない」「やっぱり4歳強いんやな」「青森の誇り」「天皇賞・春出るんだろ?」「覚醒してる!?」「父の無念を晴らしてほしいな」「ここまで強いとは」などのコメントが寄せられている。