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◆第32回チューリップ・G2(3月2日、阪神競馬場・芝1600メートル)
前日最終オッズが1日、発表された。単勝10倍を切る馬は4頭。単勝1番人気は阪神JF2着馬で今年の始動戦となる(9)ビップデイジー(牝3歳、栗東・松下武士厩舎、父サトノダイヤモンド)で3・3倍。これに昨秋のアルテミスS5着以来となる(14)マイエレメント(牝3歳、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)が4・8倍、紅梅Sを勝った(4)ナムラクララ(牝3歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父アドマイヤマーズ)が5・0倍で続く。さらに、これがラストレースになる河内厩舎が武豊騎手とのコンビで送り出す(11)ウォーターガーベラ(牝3歳、栗東・河内洋厩舎、父レイデオロ)が6・5倍。ここまでが単勝10倍を切る。
馬連は1番人気の(4)―(9)=6・6倍、(9)―(14)=7・7倍の2通りが10倍を切っている。上位人気4通りまでが(9)絡み。上位人気10通りまででも(9)絡みが7通りを占める。逆に上位人気20通りの中で(11)絡みはわずかに3通り。(11)は武豊&河内厩舎のコンビで、単勝がよく売れている。
3連単も上位人気10通り中、8通りが(9)1着の組み合わせ。単勝は上位人気がきっこうしているが、その他の馬券はビップデイジー中心に売れている。