【高松宮記念・1週前】モズメイメイが坂路で好時計 前日に高知で初Vの前川調教師「できることを精いっぱいやる」

前川調教師とモズメイメイ
前川調教師とモズメイメイ

◆第55回高松宮記念・G1(3月30日、中京・芝1200メートル)1週前追い切り=3月19日、栗東トレセン

 定年解散となった音無厩舎から、新規開業の前川厩舎に転厩して臨むモズメイメイ(牝5、栗東・前川恭子厩舎、父リアルインパクト)は松若風馬騎手を背に、坂路で50秒3―12秒4と、この日2番目タイの好時計を出した。スピード感十分の動きで、状態は良さそう。前川調教師は「以前と同じくらい動いていると思います。柔らかみがある、とジョッキーも話していました」とうなずいた。

 3月18日に、高知競馬の交流競走に出走したサンライズアレス(牡3歳、父ドゥラメンテ)で厩舎開業後の初勝利を挙げたばかり。「ホッとしました。能力がある馬ですし、調教も動いていましたからね。勝てて良かったです。『ダートの短距離だよ』とおっしゃった音無先生にも感謝したいです」と笑顔をみせた。

 次に目指すのはJRAでの初勝利。「やり残しのないように、できることを精いっぱいやりたい」とトレーナーは充実した表情だった。

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