
坂井瑠星騎手=栗東・矢作厩舎=が3月17日、都内で自身初となる「ファンミーティング2025~春~」を行い、集まった360人のファンと交流を深めた。「これだけ多くの方がいらっしゃってくれたのはうれしいことですし、普段、競馬場でこれだけ近くファンの方と触れあうことがないので、僕としても楽しかったし、うれしかったです」と感謝を口にした。
サウジCを制したフォーエバーヤングとのコンビで挑むドバイ・ワールドC(4月5日、メイダン競馬場)も近づいており「もちろん勝たなければいけない立場だと思いますし、しっかり結果を出したいと思います。夢だった海外のG1を勝てましたけど、やっぱり1つ勝ったくらいでは満足できないですし、まずは次のドバイ、そして秋にはアメリカ(ブリーダーズC)もありますし、勝てるビッグレースは全部勝ちたいなと思っています。先日発表されたランキングで1位ですし、それをキープしたいという気持ちは強いです」と力強く語った。
また、ファンに向けて配布された自身の履歴書の「尊敬する人」の欄に、ドジャースの大谷翔平投手を挙げ、「どういう気持ちか、プレッシャーのある立場であるほど結果を出せているように思うので、そこに向かうにあたって、どういう気持ちで臨んでいるのか、練習からどういうトレーニングをしているのかとかすべて聞きたいですね」と目を輝かせて初対面を希望した。