
◆第39回ファルコンS・G3(3月22日、中京・芝1400メートル)
前走の朝日杯FSでも期待していたパンジャタワー(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)だが、ペースが遅く、外を回るロスが響いて12着に終わった。だが、京王杯2歳Sでは強い勝ち方をしただけに、あれが力ではないのは明らかだ。
この中間は放牧で立て直し、12日の1週前追い切りでは栗東・CWコースで6ハロン77秒7―11秒4とものすごい時計で、動きにもまだ余裕が感じられた。やはり搭載しているエンジンは一級品だ。
2週続けて追い切りに乗った、新コンビの藤岡佑介騎手も「2週前は緩かったけど、1週間でずいぶん変わった」とトーンが上がってきた。重賞を勝った1400メートルなら期待は大きい。