【中山1R・3歳未勝利】血統馬バラダレイナがデビュー2戦目で初V 内田博幸騎手「盛り返せるというのはあった」

初勝利を飾ったバラダレイナ(左、カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったバラダレイナ(左、カメラ・荒牧 徹)

 3月16日の中山1R・3歳未勝利戦(牝馬限定、ダート1800メートル=16頭立て)は、3番人気のバラダレイナ(牝、美浦・宮田敬介厩舎、父レイデオロ)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。20年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制したサトノフラッグの半妹という血統。勝ち時計は1分54秒0(不良)。

 スタートは速くなかったが、テンから促して2番手へ。逃げたリリカルガンマンを見る形で運び、直線の入り口で前を競り落とすと、外から迫ってきたレディーフランシスと一騎打ち。一度は前に出られたが、もうひと伸びして首差で差し返した。

 内田博幸騎手は「エンジンがかかるのが遅いので、かかってから最後にギュッと伸びた。(2着馬に)抜け出されたけど、(馬体を)併せれば、盛り返せるというのはあった。まだまだ緩いので、成長してくれると思います」と、伸びしろの大きさを評価した。

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