
中京11R・金鯱賞・G2・馬トク激走馬=キングズパレス
七夕賞、新潟大賞典と重賞2着が2度ある2000メートル戦への投入。中京でのここ2戦はかなり後方からの立ち回りになったが、最後は脚を使っており、条件が整えばフィットする可能性を秘めたコースだ。
中間は2月22日に外厩・山元TCから帰厩し、1週前、直前はWコースで併せ馬。久々にブリンカーを着用して行われた。前週は外から迫力十分の伸び。直前はパートナーの内に潜り込み、手綱を絞ったまま余力をもって先着。上々の走りを披露した。
調教に騎乗した佐々木大輔騎手は「ブリンカーでそこまで力みもなく、いい意味で敏感になって反応が良くなった。右にもたれる点が矯正された」とプラス材料を並べた。池添騎手に乗り替わるが、馬具の効果で反応が良化し、前2走より前めで運べば、チャンスは増大。やや重、重で【1・4・0・1】と渋い馬場でも動けるのも心強い。