
◆第39回フラワーC・G3(牝馬限定、3月22日、中山競馬場・芝1800メートル)
ジョスラン(牝3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)は血統が魅力。全兄は21年に皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念とG1を3勝して年度代表馬に輝いたエフフォーリアという良血だ。
フラワーCと同じ中山・芝1800メートルでの新馬戦では4角先頭の積極策から上がり最速(33秒7)をマークして2馬身半差で快勝。「能力あると思っていたので期待通り」と鹿戸雄一調教師が振り返ったとおり、大物感がある。キャリア2戦目できょうだい重賞制覇を達成できれば、この馬の未来はかなり明るくなる。(西山 智昭)