【秋華賞】10着ソダシはゲートでけが?「歯がグラグラして血が出ていました」須貝尚介調教師が明かす

ソダシ(右端)は10着に失速
ソダシ(右端)は10着に失速

 ◆第26回秋華賞・G1(10月17日、阪神・芝2000メートル・良)

 3歳牝馬の3冠ラストの大舞台に16頭が出走して行われ、4番人気のアカイトリノムスメ(美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)が、戸崎圭太騎手に導かれ、豪快な差し切りでG1初制覇を成し遂げた。母アパパネとの母子制覇となった。勝ち時計は2分1秒2。

 2番人気で半馬身差の2着がファインルージュ(クリストフ・ルメール騎手)。そこから半馬身差の3着には3番人気のアンドヴァラナウト(福永祐一騎手)が入った。1番人気の桜花賞馬ソダシは道中2番手で運んだが、直線半ばで失速し10着に沈んだ。

 

吉田隼人騎手(ソダシ=10着)「ファンの皆さんの気持ちに応えられず、申し訳ない気持ちです。レース前からポケットを出たがらなかったり、ゲートに入らなかったり。競馬が嫌というそぶりを見せていました。イメージの競馬はできましたけど。普段から写真を撮られたり、周りのプレッシャーもあったと思います。決して速いペースではなかったけど、いつもの感じではなかったです」

 須貝尚介調教師(ソダシ=10着)「分析してみないと分かりません。今後に関しては、もともとレース前から次のことを考えていませんでした。馬を確認して、分析して、無事なら次のことを考えてということになります。結果を出せなかったけど、多くのファンの皆様に応援してもらって感謝しています。次のソダシを応援してもらいたいです。上がりの歩様を確認しましたが、脚元に異常は特に見られませんでした。厩舎に帰ったら歯がグラグラして血が出ていました。ゲートでぶつけたのだと思います。それが影響したのではないかと思います」

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