11月19日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル、14頭立て)は、メンバー中唯一の関西馬だったモズメイメイ(牝2歳、栗東・音無秀孝厩舎、父リアルインパクト)が上がり3ハロン33秒1の末脚で抜け出しデビューVを飾った。勝ちタイムは1分35秒7(良)。
スタートを決めて好位のインを確保。道中も追走はスムーズできっちりと折り合いもついた。直線で満を持して追い出されると、グンと加速してライバルを抜き去り、1馬身差でゴールに飛び込んだ。
クリストフ・ルメール騎手は「真面目だったし冷静に走れていました。直線ではいい脚を使ってくれました。能力がありそうですね。距離はぴったり」とたたえた。音無調教師は「一回使ってスイッチが入ってきそう」と期待を込めた。