11月19日の東京4R・2歳新馬(ダート1400メートル=16頭立て)は1番人気のグレートサンドシー(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎、父イントゥミスチーフ)が最後の直線での一騎打ちを制してデビューVを飾った。勝ちタイムは1分25秒5(良)。
2頭の壮絶な一騎打ちを首差制した。好位3番手を追走し、最後は2番手を進んでいたホロニックパスと馬体を併せ、最後はゴール前で首差出て勝ちきった。「とてもいい馬なんですが、成長過程的にまだまだ先の馬。それでも勝ち切れたのは大きいです」と川田将雅騎手は振り返った。
今年4月の米トレーニングセール、OBSスプリングセールでは落札額が82万5000ドル(約1億円)に達した。半兄に21年米G1・BCジュベナイル3着のジャイアントゲームなどがいる血統。「まだ幼いですし、これから成長してもらわないと」と中内田調教師も今後に期待した。