◆第42回ジャパンC・G1(11月27日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=11月23日、美浦トレセン
前走のアルゼンチン共和国杯で2着に好走して、2度目のG1挑戦となるハーツイストワール(牡6歳、美浦・国枝栄厩舎、父ハーツクライ)が、坂路で体調の良さをアピールした。リーゼノアール(2歳未勝利)を1馬身追走する形から、強めに追って53秒3―12秒9をマークして併入に持ち込んだ。
前走から中2週と間隔は詰まっているが、しっかりと動かして好調はキープしていそうだ。国枝調教師は「前回から中2週なので、先週末と今週とやって、あまりオーバーワークにならないように」と調教を評価した。
6歳を迎えて体質がしっかりとされて、それにともなってようやく本格化してきた。国枝師は「少しずつ良くなってきた。うちに(以前に)マイネルキッツっていて、(それも)ゆっくり成長していったから、同じようにいければ」と、09年の天皇賞・春を6歳時に制した活躍馬を引き合いに期待を込めた。