◆香港カップ・G1(12月11日、シャティン競馬場・芝2000メートル)=9日、シャティン競馬場
香港国際競走に向けた会見が行われ、香港カップに出走するジャックドール(牡4歳、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス)の藤岡調教師が出席。作戦を聞かれると、「シークレットで」と会場を沸かせた。
似た脚質のライバル、パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)陣営からは早々に逃げ宣言が飛び出しているだけに、その出方は気になるところ。好枠2番を引いたこともあり、トレーナーは「パンサラッサを見てと、皆さんは想像していると思いますが、こちらもいろいろ考えてやっていきたいと思います」と不適な笑み。会見が終わると、その場にいたパンサラッサを管理する矢作調教師とがっちり握手。レースに向けて、駆け引きが早くも行われている。