3月11日の中山7R・3歳1勝クラス(芝2000メートル、11頭立て)は、3番人気のメイテソーロ(牡3歳、美浦・武市康男厩舎、父ミッキーロケット)が、向こう正面からまくりを決めて、そのまま押し切り、オープン入りを果たした。勝ち時計は2分0秒7(良)。
前半は中団に構えて、リズムを重視して運んだ。向こう正面の1000メートルを通過したあたりから徐々に前に進出して、そのまま長く脚を使って4コーナーでは早くも2番手へ。直線でも脚いろは鈍らず、2着のロードプレイヤーに1馬身1/4差をつけた。
戸崎圭太騎手は「(2走前に)ダートで勝たせてもらって、ダートがいいと思っていましたが、前回も芝で走れていましたし、長く脚を使ってくれました。勝ってくれてよかったです」と、白星を振り返った。
武市調教師は「前回は脚を余してしまったが、今日は自分から動く競馬で勝つべくして勝ってくれた。経験値が生きましたし、立ち回りもうまくなってきた」と、納得の表情でうなずいた。