◆第57回報知杯フィリーズレビュー・G2(12日、阪神・芝1400メートル、桜花賞トライアル)=11日、栗東トレセン
唯一の2戦2勝馬トラベログ(牝、美浦・岩戸孝樹厩舎、父グレーターロンドン)は木曜に栗東入りし、当日輸送で阪神競馬場に向かう。この日は角馬場で運動。粕谷助手は「初日は緊張している様子がありましたが、昨日乗ってだいぶ落ち着いて調整できていたのでいいかなと思います」と様子を明かした。
新馬戦は1200メートルで、ゴール前で2番手から抜け出し勝利。菜の花賞・1勝クラスは2ハロンの距離延長だったが、テンの速さを生かして逃げ切った。同助手は「デビュー前からスピードがありそうな雰囲気だったが、2戦2勝とは。思っている以上に競馬に行ったら良かった」と評価。「この馬のリズムでポジションを取って、いいところに収まれば」と、桜花賞への権利獲得へ期待を込めた。