【報知杯FR】シングザットソングは角馬場で調整 高野調教師「いい背中をしている」

シングザットソング
シングザットソング

◆第57回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月12日、阪神・芝1400メートル、桜花賞トライアル)=11日、栗東トレセン

 エルフィンS3着のシングザットソング(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父ドゥラメンテ)は角馬場で体をほぐし、翌日のレースに備えた。自ら上がり運動にまたがった高野調教師は「いい背中をしています。すごく良かったです」と笑みを見せた。

 新馬勝ちの後は勝利を挙げられていないが、これまでの全3戦で上がり3ハロンは33秒台で最速。近2走は前残りの展開だったが、その中でも非凡な切れ味を見せてきた。高野師は「一級の馬特有の背中。ただ時計が出るだけでなく、質のある出方」と能力を高く評価している。

 収得賞金400万円で抽選組だったが無事に突破。「抽選に入りましたし、権利も取りたい。桜花賞に出してあげたい」と力を込めた。

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