【川島正一調教師しゃべり馬っせ】クラージュ順調11R

 先週のフジノウェーブ記念をギャルダルが制覇。大井1400メートルの外枠で、極端に不利な枠からのスタートだったので、イヤ~な感じが漂っていました。さらに、鞍上の沢田騎手は初騎乗。僕はいつも、レース前にジョッキーに指示を出すことはしませんが、今回ばかりは「出たナリでいい」と打ち合わせをしました。沢田騎手もレースVTRを見て、かなり研究してから本番に臨んでくれたみたいです。それに、スタッフがしっかり仕上げてくれましたからね。次走は馬の状態を見て決めたいと思っています。

 そして、今週はエルデュクラージュがダイオライト記念に参戦します。前走の川崎記念は乱ペースにリズムを崩し、力を出し切れず無念の9着。巻き返しを狙っての、ここへの調整は順調でしたし、状態もいいですよ。前日に馬場を実際に歩いてチェックしましたが(あっ、砂に指を入れて水分も確認してみました)、まだ外が伸びる傾向は続きそうかな…。馬場も重めですし、JRA馬には苦しい流れになる可能性もあります。そうなれば、エルデュクラージュにチャンスが生まれます。どんな競馬をしてくれるか楽しみです。(船橋競馬所属調教師)

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