◆第58回フローラS・G2(4月23日、東京競馬場・芝2000メートル、良)
2着までにオークス・G1(5月21日、東京競馬場・芝2400メートル)の優先出走権が与えられるトライアルは3歳牝馬15頭によって争われ、単勝7番人気で菅原明良騎手騎乗のゴールデンハインド(美浦・武市康男厩舎、父ゴールドシップ)が鮮やかに逃げ切り、重賞初制覇を飾った。勝ち時計は1分58秒9。
2着には単勝1番人気のソーダズリング(戸崎圭太騎手)が入り、本番への優先出走権を獲得。3着は単勝4番人気のブライトジュエリー(鮫島克駿騎手)だった。
菅原明良騎手(ゴールデンハインド=1着)「調教からいい感触がありましたし、逃げたら面白いなと思って、思い切って逃げました。(調教で)2週連続で乗せてもらいましたが、先週、今週と良くなっているのを感じましたし、もともと持っているものは素質あるなと感じていたので今日は自信を持って乗りました。手応え抜群でしたね。直線向いた時も後ろをできるだけ寄せ付けないようにという逃げを意識していたんですが、残り200メートル手前でもまだ反応していましたし、もうたぶん大丈夫だろうなという気持ちでした。オークスの方が楽しみと思っていたので無事に権利取れて良かったと思います。
スタートは速いですし、スタミナを生かす点でも、東京コースは広いコースですし、この子のフットワークがとても大きいので気持ち良く走れるのかな思いますし、そのぶん、持ち味が生きるのかなと思います。とりあえず順調に無事にいってほしいですね。
中山開催は1度も勝つことできなくてとても悔しい思いをしましたし、そのぶん、東京開催の始めの週で結果を出すことがきでて良かったです。まだまだ勝てると思いますし、もっともっと上を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」