◆宝塚記念・G1(6月25日、阪神競馬場・芝2200メートル)1週前追い切り=6月15日、美浦トレセン
昨年の菊花賞を制した阪神コースで反撃を期すアスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎、父ディープインパクト)が、ウッドコースで1週前追い切りを行った。単走のまま直線で仕掛けられるとストライドの大きなフットワークで6ハロン82秒5―11秒4をマーク。ゴールを過ぎてからも勢いは衰えず、躍動感のある動きが目を引いた。
田村調教師は「馬場が悪いなかで、これだけ動ければいいと思う。直線で手前を替えてからしっかり伸びていたし、精神的にも成長を感じる。高いレベルで安定していますね」と語った。