【ユニコーンS】メイショウモズ最速上がりで猛追4着 戸崎圭太騎手「まだ自由すぎる」

4着のメイショウモズ(右、カメラ・荒牧 徹)
4着のメイショウモズ(右、カメラ・荒牧 徹)

◆第28回ユニコーンS・G3(6月18日、東京・ダート1600メートル=良)

 今年最初の3歳ダート重賞は15頭によって争われ、3月のUAEダービーで・G2で4着と好走したペリエール(牡、美浦・黒岩陽一厩舎、父ヘニーヒューズ)がクリストフ・ルメール騎手を背に抜け出し、単勝1番人気に応えて国内外3度目の重賞挑戦で初タイトルを獲得した。勝ち時計は1分35秒0。JRAでは昨年8月の新馬戦から4戦4勝となった。

 2着は3馬身差で7番人気のサンライズジーク(三浦皇成騎手)、3着はさらに1馬身1/4差で2番人気のブライアンセンス(横山武史騎手)。11番人気のメイショウモズ(戸崎圭太騎手)が4角最後方から35秒5の最速上がりを繰り出し、3着にタイム差なしの4着まで押し上げた。

 戸崎圭太騎手(メイショウモズ=4着)「乗り味はいいけどまだ自由すぎる感じです。精神的に成長してくれれば」

 川田将雅騎手(グレートサンドシー=5着)「精神面のコントロールが難しいので競馬を作りにいけないぶん、能力を出すことができません。ポテンシャルは間違いなく高いので精神面が成長してくればいいです」

 松山弘平騎手(ヘンリー=7着)「スタート良く1600メートルでも無理せず好位で流れに乗れました。きょうは相手が強かったです。これから成長してくれると思う」

 藤懸貴志騎手(アイファーテイオー=9着)「初めての1600メートルでも頑張ってくれた。芝スタートの部分でつまずき気味になるところがあったけど、最後は狭いところから勇気を持って頑張ってくれた」

 菅原明良騎手(ハードワイヤード=10着)「いつも通りゲートを出てくれたけど外枠で壁を作れなかったのが痛かった」

 田辺裕信騎手(ラフエイジアン=11着)「毎回ゲートが悪い。最近はうまくいっていたけど、そのうちやっちゃうんじゃないかと思っていた。時計面とかもう一つパワーアップしてこないとこのレベルでは厳しい」

 津村明秀騎手(カレンアルカンタラ=12着)「頑張っています。ワンターンよりも1800メートルとかの1周するコースがだったら違っていたと思うし、まだ緩さがあるのでこれから良くなってくると思う」

 丸山元気騎手(ジャスパーバローズ=13着)「1600メートルは忙しい。最低でも1800メートルぐらいあった方がレースがしやすい」

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