【七夕賞】バトルボーン5連勝で一気重賞取りへ 林調教師「上がりが速くなるよりは時計がかかった方が対応できる」

バトルボーン
バトルボーン

◆第59回七夕賞・G3(7月9日、福島競馬場・芝2000メートル)=7月3日、美浦トレセン

 21年11月のデビュー戦2着から一段ずつ階段を上がり破竹の4連勝。素質馬バトルボーン(牡4歳、美浦・林徹厩舎、父シルバーステート)が一気の重賞取りを狙う。前走のウェルカムS(3勝クラス)は大外16番枠から2番手を取り切ると、最後の直線でもしっかりと末脚を伸ばし、頭差でV。のちにこのクラスを勝ち上がるレインフロムヘヴンやグランオフィシエなどを堂々と封じてみせた。林調教師は「一戦一戦頑張って走ってくれるタイプです」と同馬のストロングポイントを明かす。

 今回は重賞で一気に相手関係が強化。さらに初めての福島コースと克服するべきポイントは多いが「極端な上がり勝負よりは持続力が持ち味ですし、あまり上がりが速くなるよりは、時計がかかった方が対応できると思います」とトレーナーは好勝負可能とジャッジする。

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