函館2歳Sで1番人気を集めながらも8着だったベルパッション(牝2歳、栗東・西園正都厩舎、父ダノンレジェンド)が8月2日付けで競走馬登録を抹消されたことが3日、JRAから発表された。レース中に腸骨の骨折を発症していたもので、競走能力喪失と診断された。今後は生まれ故郷の三嶋牧場で繁殖入りする予定。
同馬は6月18日の函館芝1200メートルでの新馬を快勝し、現2歳世代最初の重賞でも1番人気に支持されていた。西園正調教師は「この馬で来年の桜花賞を、と期待していたし、競走中の事故とはいえ、かわいそうなことをしました。そのぶんも子供に頑張ってほしいです」と心境を語った。