【札幌記念】ソーヴァリアントは馬具を工夫 陣営「今回のメンバーでも互角にやれる」

復活を期すソーヴァリアント
復活を期すソーヴァリアント

◆第59回札幌記念・G2(8月20日、札幌・芝2000メートル)=8月8日、函館競馬場

 2021年、2022年のチャレンジCを連覇したソーヴァリアント(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎、父オルフェーヴル)は全休日明けのこの日、朝一番に馬場入り。元気な姿をみせた。松浦助手は「体つきは変わらずに順調です。輸送で減る馬なので、つくり過ぎないように調整しています」と細心の注意を払って仕上げている。

 ここ2戦は中山記念で9着、前走の鳴尾記念ではまさかの12着だった。同助手は「あんな馬ではないし、気持ちの問題ですね。今回のメンバーでも互角にやれるだけのものはある」と精神面に敗因を求めた。今回は対策として操作性のいいリングハミに変更し、さらに実戦ではメンコ(覆面)の装着を予定している。札幌は条件クラスではあるが2戦2勝と好相性。得意の舞台で復活を遂げられるか。

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