武豊騎手がひと足早く「アレ」達成 園田のゴールデンジョッキーカップをスペシャルウィークの勝負服で制す

ゴールデンジョッキーカップで優勝した武豊騎手(中央)と2位の山口勲騎手(左)、3位の赤岡修次騎手(カメラ・蔵田 成樹)
ゴールデンジョッキーカップで優勝した武豊騎手(中央)と2位の山口勲騎手(左)、3位の赤岡修次騎手(カメラ・蔵田 成樹)

 通算2000勝以上の騎手が腕を競う第30回ゴールデンジョッキーカップが14日、園田競馬場で8、9、11レースで開催された。9レースの「エキサイティングジョッキー賞」を勝つなど32点を挙げた武豊騎手=栗東・フリー=が7度目の参戦で初V。優勝賞金100万円を手にした。2位には佐賀の山口勲騎手、3位には高知の赤岡修次騎手がそれぞれ入った。

 最終戦のチャンピオンジョッキー賞が終わり、武豊騎手と山口勲騎手が32点で並んだが、上位着順の差でユタカが栄冠に輝いた。「いい一日でした。しかもアレ(優勝)することができたのでよかった」と、阪神タイガースを意識したコメントを出すほど上機嫌。「袖を通した時からいろんな思いが頭をよぎった。特別な勝負服のひとつ」という1998年に日本ダービーを初めて制した時のスペシャルウィークの勝負服を着用しての優勝にいつも以上に誇らしげな表情を浮かべた。

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