武豊騎手、98年ダービー初制覇の勝負服で登場 園田ゴールデンジョッキーカップで観客大歓声

スペシャルウィークの勝負服を着用した武豊(左)と、メジロライアンの勝負服をまとった横山典(カメラ・蔵田 成樹)
スペシャルウィークの勝負服を着用した武豊(左)と、メジロライアンの勝負服をまとった横山典(カメラ・蔵田 成樹)

 通算2000勝以上の騎手が腕を競う騎手招待競走「第30回ゴールデンジョッキーカップ」が14日、園田競馬場で開催された。6レース終了後に行われた騎手紹介式に出場12人が登場。競馬史を彩った勝負服をまとった武豊騎手=栗東・フリー=と横山典弘騎手=美浦・フリー=が登場するとスタンドからは大歓声があがった。

 12年ぶり7度目の出場となる武豊は自身初の日本ダービー制覇を飾った98年のスペシャルウィークの勝負を着用。紹介式の前には「恥ずかしいね。昔のアイドルが何年かぶりに歌うかみたいな」と言っていたが、「優勝目指して頑張ります」と力強く宣言した。

 さらに歓声が高くなったのは3番目に紹介された横山典弘だ。今回参加するにあたって自ら選んだのが91年の宝塚記念を制したメジロライアンの勝負服だった。「もう着る機会がないと思っていたので…」と照れながらも「頑張りたい」と力をこめた。

【次ページに画像】園田競馬場に集まった名手の面々


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