9月17日の阪神5R・2歳新馬(芝・2000メートル=9頭立て)は、ザパリスマッチ(牝、栗東・茶木太樹厩舎、父サトノダイヤモンド)が1番人気に応えて勝利した。勝ち時計は2分1秒2(良)。
ポンと発馬を決めると、スムーズに先頭へ。道中は余裕ある手応えで2番手から約1馬身のリードを保った。直線入り口では後続に差を詰められそうになったが、さらにひと伸びして1馬身3/4差で逃げ切った。
松山弘平騎手は「跳びが大きくて、長くいい脚を使える馬。調教からそう感じていたので、自分のリズムで競馬しようと思っていました。最後までしっかり伸びてくれて、強い競馬でした」と高評価。茶木調教師は「差を詰められる瞬間はありましたが、安心して見ていられました。内回りで、内枠が心配でしたが、スタートを切ってくれたので杞憂(きゆう)に終わりました」と振り返った。