吉村の日曜注目馬【京都11R・菊花賞】

 【京都11R・菊花賞】皐月賞馬◎ソールオリエンスの2冠制覇だ。クラシック初戦を直線ごぼう抜きでV。その後は2連敗を喫しているが、世代トップの評価に変わりはない。日本ダービーは左回りでコーナリングに粗さを見せながらも、猛然と迫って首差2着。セントライト記念は終始外を回ったうえ、4角で大きく張られる不利を受けても連対確保と、十分に強さは見せている。

 秋初戦の仕上がりも良さそうに映ったが、この中間は上昇カーブを描き続けている。今週の追い切りは横山武騎手が軽く促すと瞬時に加速。馬体も研ぎ澄まされ、ピークの状態にある。父は15年の勝ち馬。母系には欧州の重厚な血が豊富に入っており、他馬との比較で3000メートルがマイナスになるとは思えない。新装されて曲がりやすくなった外回りコースの下り坂でスムーズに加速がつけば、直線を豪快に貫くだろう。

 厚く買いたい相手は3頭。丹念な乗り込みでぶっつけ本番の不安を感じさせないタスティエーラ、当地で重賞を勝っているサトノグランツ、まだまだ底が見えないドゥレッツァだ。馬単(14)⇄(7)(11)(17)(1)(8)(12)。(吉村 達)

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