◆第66回スワンS・G2(10月28日、京都・芝1400メートル、良)
3年ぶりに京都競馬場で行われる伝統の短距離重賞(1着馬にマイルCS優先出走権)は18頭で争われ、単勝10番人気で松岡正海騎手騎乗のウイングレイテスト(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)が重賞初制覇。前走の京成杯オータムハンデ2着から巻き返し重賞初制覇。勝ち時計は1分19秒9。
2着には6番人気のララクリスティーヌ(菅原明良騎手)、3着にはルガル(武豊騎手)、ロータスランド(岩田康誠騎手)が入った。
単勝1番人気で川田将雅騎手騎乗のアヴェラーレ(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドゥラメンテ)は7着に終わり、前走の関屋記念から連勝での重賞2勝目はならなかった。
川田将雅騎手(アヴェラーレ=7着)「ゲートは我慢してくれて、出てからもある程度のリズムで走れました。直線もある程度は動いてくれていますが…。きょうできる走りはしてくれています」
丸山元気騎手(インダストリア=8着)「枠が枠でしたからね。1400メートルでスムーズでしたが、もう少し内枠だったら…」
横山和生騎手(トウシンマカオ=9着)「元気よく、最近1200メートルに使ってきているという雰囲気でした。またここからですね。きょうの結果だけで、1400メートルが長いというわけではないと思います」
松若風馬騎手(デュガ=10着)「ゲートを出すぎて、最近こういう競馬をしていなかったので、周りを気にするというか怖がりながらでした。能力を出しきれませんでした」
ジョアン・モレイラ騎手(エクセトラ=11着)「いいスタートをして、中団より前のいいポジションで競馬ができた。最終コーナーはまだ手応えが良かったですが、馬群のせいか伸びなかった」
角田大和騎手(タマモブラックタイ=12着)「理想的な競馬ができました。距離と言うより力負けの感じがした。乗りやすいし、これからも頑張ってほしい」
坂井瑠星騎手(ルージュスティリア=13着)「中団で少しゴチャついて、この馬のリズムで運べませんでした。流れ、展開がかみ合えば、やれると思います」
角田大河騎手(メイショウソラフネ=14着)「スタートが良かったので前めの位置につけました。ペースは良かったですが…。4歳なので、まだ成長できると思います」
柴田善臣騎手(スマートリアン=15着)「3、4コーナーでおさまりがつかなかった。それに尽きる」
池添謙一騎手(サブライムアンセム=17着)「この枠、このペースでタメが利きませんでした。なし崩し的に脚を使わされました」
和田竜二騎手(ミッキーブリランテ=18着)「休み明けのせいか動ききれませんでした」