【東京5R・2歳新馬】凱旋門賞馬ソットサスの全弟シンエンペラーがデビューV 横山武史騎手「想像以上に強かった」

デビューVを飾ったシンエペラー(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったシンエペラー(カメラ・荒牧 徹)

 11月4日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル=13頭立て)は、2番人気のシンエンペラー(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が勝利。全兄に2020年の凱旋門賞馬・ソットサスを持つ良血が初戦から強さを見せつけた。勝ち時計は1分48秒1(良)。

 道中は3番手を追走。直線では上がり3ハロン2位となる33秒8の末脚で抜け出すと、ややフワフワするところを見せながらも2着馬に3馬身差をつけた。横山武史騎手は「想像以上に強かったですね。返し馬からいい馬だと思っていました。まだ子供でフワフワするのが課題ですけど、楽しみな馬です」と素質を評価。矢作調教師も「これだけ奥手の血統で新馬から動いてくれてホッとしている」と声を弾ませた。次走は未定。

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