【ステイヤーズS】キングズレインが国内最長距離重賞で素質開花へ 手塚調教師「長距離適性はある」

長距離で素質開花なるかキングズレイン
長距離で素質開花なるかキングズレイン

◆第57回ステイヤーズS・G2(12月2日、中山競馬場・芝3600メートル)=11月27日

 キングズレイン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ルーラーシップ)は、ローズSを勝ったタッチングスピーチを母に持つ良血。昨年のホープフルS3着馬が国内最長距離重賞で素質を開花させる。前走のセントライト記念は5着。道中最後方から内ラチ沿いを一気に進出し直線勝負に持ち込んだが及ばなかった。レース後にルメールは「もう少し距離が欲しい」とコメントしたように舞台設定は大いに歓迎だ。

 昨年のホープフルSで見せた最後の直線での豪脚はG1でもと思わせる非凡なもの。手塚調教師も「長距離適性はある。重賞は勝てると思っている」と力を込める。ホープフルSと同舞台の中山で内回りを2周する特殊な舞台設定でポテンシャルを存分に発揮する。

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